わたしたちは、柑橘農家になるため、園主は山県形・妻は福井県から、瀬戸内海に浮かぶ「岩城島」に移住し、2018年7月に農業をスタート。

自然と共にあった山形の祖父母の生き方。自然の厳しさと向き合いながら、そこにある豊かさを知恵や技術をもって丁寧に受け取って生きてきた。そのような暮らしを私たちはしなやかで心地よいと思う。そんな生き方を私たちは目指していきたい。

栽培柑橘

品目/収穫量/作付面積

・レモン/7t/90a

・温州みかん/3t/50a

・紅まどんな/2t/27a

・甘平/500kg/12a

・サザンイエロー/400kg/

・新甘夏/1t/10a

・せとか/300kg/3a

・ジュース(みかん・まどんな・サザンイエロー・新甘夏・文旦・レモン)

園 主

佐藤 裕介 山形出身
Yusuke Sato

"好きな事を仕事にしたい"と農業を選び、"本当に美味しい物を届けたい"という思いで、毎日試行錯誤しながら柑橘や野菜と向き合っています。

取り組み

・耕作放棄地の利用

柑橘栽培と並行して、耕作放棄地を開墾し、綺麗な島の風景を守る取り組みも行っています。


・使わなくなったハウスの再利用

離農した農家さんが使わなくなったハウスを購入し解体して、自分の畑にハウスを立て直す。ハウス解体や建設には問題があり・・・離農側は、解体するにもお金がかかるからそのまま放置するケースが多い。新規就農側は、農具・機械・肥料・種など初期投資にお金がかかるため、ハウスを購入することが難しい。この両者の問題を解決したのが、ハウスの再利用です。


・ハウス栽培

ハウス栽培の良いところは、露地栽培に比べ、品質を高めたり、農薬を減らすことができます。


ー自分でハウス建設ができるようになるまでにはー

私たちと同じようにIターンで農業をはじめた農家さんが ”いろいろとお金がかかるし、自分で何でも出来るのが大切” と、ハウス建設を私たちに教えてくださったからです。何も知らない私たちに解体するハウスを紹介してくれたり、一緒に解体・建設をしてくれたり、自分たちでハウスを作れるところまで面倒を見てくださったおかげです。私たちもそんな先輩農家さんのようになって、恩返しをしていきたいと思っています。